ケーブル延焼防止耐火新工法が耐火構造認定番号を取得

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(広報資料) 平成18年1月19日
(プレスリリース資料より掲載)

報道各位

日本インシュレーション株式会社(JIC)

低コストタイプのケーブル延焼防止耐火工法が耐火構造認定を取得
-床充てん工法II-

日本インシュレーション株式会社(本社,大阪市。代表取締役社長 柿木克己)は,この度,低コストタイプのケーブル区画貫通防止措置工法として「床充てん工法II」を開発し,国土交通大臣より耐火構造認定を取得しました。

建築物等の防火区画を構成する壁・床を貫通するケーブル等の防火措置工法として,当社は耐熱シール材(商品名:タイカライトプラスト-A)および熱膨張性耐熱充てん材(商品名:JICタイカブロックEP)を使用した工法など30種類以上の耐火認定工法を取得しています。
「JICタイカブロックEP]はケーブル増設時の利便性に加え,再利用可能な環境に優しい「グリーン化技術商品」の一つとして平成15年に開発された商品で,「床充てん工法」(認定番号PS060FL-0030)としてご好評をいただいております。
今回新たに開発した「床充てん工法II」は,開口枠が有る場合に適用する工法で,従来の床充てん工法に比べ,開口面積が+0.15㎡,ケーブル占積率が+5.3%アップし施工の自由度がより高く,JICタイカブロックEPの厚さを薄くできコストダウンを図ることができるメリットがあります。
なお,開口枠が無い物件では,従来の「床充てん工法」を使用します。
これまでにTXビル(江東区)や赤坂4丁目薬研坂再開発(港区)で採用され,実績ができたので,この度,本格発売の運びとなりました。

  • 認定番号:PS060FL-0245
  • 要求性能:耐火時間60分(令107条一号)
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以上