耐火被覆板「ニュータイカライト」が予定した全耐火構造認定を取得 

HOMEトピック一覧平成16年(2004年)

けい酸カルシウム耐火被覆板「ニュータイカライト」
- 予定の全耐火構造認定を取得完了し,ラインナップが勢揃い -

→ニュータイカライトの製品ページはこちら

image 当社の主力製品である耐火被覆材に環境対応型の新商品『ニュータイカライト』の耐火構造認定が勢揃いしました。
超薄型けい酸カルシウム耐火被覆板「ニュータイカライト」は,9月24日付けで最後の認定取得待ちであった押出成形セメント板合成被覆/鉄骨はり耐火2時間の認定を取得し,鉄骨造建築物の耐火被覆に必要な耐火構造認定について,当社が予定していました33種類全ての認定を取得完了いたしましたのでお知らせします。
「ニュータイカライト」は,主に鉄骨造建築物のはり・柱の躯体を火災による加熱から保護し建物の崩壊を防止する耐火被覆板で,けい酸カルシウム板の品質の高さをそのままに,従来品と比べて省資源,省エネルギー,コストの大幅削減を実現した製品です。
特に,顧客ニーズに合わせた豊富な認定取得を目指し,単独構造はもちろん,ALCパネル,PC板,押出成形セメントパネルとの合成耐火構造認定を取得しているのが特徴です。

<けい酸カルシウム耐火被覆板の特徴>

■Reduce
単独・合成の全ての認定において,被覆厚さ1時間耐火15㎜,2時間耐火25㎜の薄さを実現しました。従来品に比べ,最大40%の低減となります。
■Recycle
当社では,生産工場での加工残材を100%リサイクルし,施工現場での残材(廃材)は広域再生利用特定産業廃棄物処理者及び産業廃棄物処分業の許可を取得してリサイクルを積極的に行っています。
■Cost Down
新工法を開発し,コストを従来品より最大30%低く抑えることに成功しました。

※上図は,はりのみついにて比較しておりますが,柱についても認定を取得しております。

■Life Cycle
経年変化や振動などによる脱落,はく落などがありません。また,耐火被覆材の性能要素である「被覆厚さと密度」をISO9001認証により裏付けられた品質保証システムで作り込み,JIS A 5430認定品として提供しています。
■ Non VOC
石灰とけい石を主原料としており,VOCを一切含有しないVOC規制告示対象外の建材ですから,安心してお使いいただけます。

耐火被覆材の認定番号について

<お知らせ>2021年3月
けい酸カルシウム耐火被覆板ニュータイカライトはニュータイカライトRに刷新いたしました。