薄型耐火被覆材「ニュータイカライト」角形鋼管柱3時間耐火認定取得

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広報資料 平成23年5月25日
(当社プレスリリース資料より掲載)
日本インシュレーション株式会社(JIC)

薄型耐火被覆材「ニュータイカライト」角形鋼管柱3時間耐火認定取得

日本インシュレーション株式会社では, この度薄型耐火被覆材「ニュータイカライト」で角形鋼管柱3時間耐火認定を取得いたしました。同製品はこれまで1時間及び2時間耐火の認定を取得していましたが,これにより,3時間耐火での利用が可能となりました。当社の3時間耐火従来品「タイカライト」と比べ,価格は最大約30%ダウン,厚みは最大45%低減しました。なお,認定が適用できる鋼材はFAランクのものです。

 日本インシュレーション株式会社では,平成14年に超薄型耐火被覆材「ニュータイカライト」の販売・施工を開始しました。従来製品「タイカライト」よりコストと厚みを抑えた製品で,当社の主力製品の1つです。ニュータイカライトはこれまで1時間,2時間耐火認定を取得してきましたが,3時間耐火認定につきましては従来製品タイカライトで販売・施工を行ってまいりました。
この度当社では,新たにニュータイカライトで角形鋼管柱3時間認定を取得いたしました。価格は従来製品より最大約30%抑え9000円/㎡,厚みは従来製品より最大45%抑え27㎜となっております。
ニュータイカライト柱3時間耐火認定の主な使用条件は以下の通りですが,設計に当たっては必ず認定書を参照していただく必要があります。

・被覆対象柱は角形鋼管柱
・柱単独耐火構造
・荷重支持部材は寸法・鋼材種類等の規定あり。断面形状は次の通り。
□-400×400×25 ㎜ ~ □-1500×1500×100 ㎜(ただし,昭和55年建設省告示第1792号第3 二イに示す幅厚比種別がFAランクのものに限る)
・被覆材はニュータイカライト1 号(見掛け密度は0.35g/cm3以上)
・最大クリアランス100 ㎜,その他被覆材の取付,スペーサー,補強材,留付材,接着剤,目地処理等については規定あり。

※幅厚比
部材断面を構成する平板要素の板幅と板厚の比。幅厚比が小さくなると,降伏荷重を超えても局部座屈が生じにくくなる。小さい方から大きい方に並べて,FA,FB,FC,FDとなり,小さいほど塑性変形能力が大きく,急激に耐力を失いにくい。

商品問い合わせ先:建築営業推進部営業開発グループ(東京都中央区新川1-14-5 金盃第3ビル 03-3553-7531)

(お知らせ:2013年10月28日)事務所移転等に伴い,現在の問い合わせ先は下記となります。
 建築営業推進部営業開発グループ(東京都江東区木場2丁目17番16号 ビサイド木場 03-5875-8531)

以上
(添付資料省略)


会社概要

本社

大阪市浪速区

代表者

社長 大橋 健一

創業

大正3年4月8日

設立

昭和24年1月14日

売上高

103億円 (平成22年3月期)

資本金

744百万円(平成23年4月)

社員数

384人(役員・嘱託含む。平成23年3月31日現在)

URL

www.jic-bestork.co.jp

主な事業

けい酸カルシウム系耐火・不燃建材,保温材の製造・販売/耐火被覆工事の設計・施工,工業用プラント保温工事の設計・施工