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広報資料 平成23年1月18日
(当社プレスリリース資料より掲載)
日本インシュレーション株式会社(JIC)
耐火性能検証法向け/耐火3時間の耐火間仕切壁
「タイカジマンW180」新発売
日本インシュレーション株式会社では平成23年4月1日付で,耐火性能検証法による建築設計向けに,耐火3時間の耐火間仕切壁「タイカジマンW180」を新発売の予定です。これにより,可燃物が多い建築物でも耐火性を高めて,合理性の高い設計を実現することができます。
日本インシュレーション株式会社では平成23年4月1日付で耐火3時間の耐火間仕切壁「タイカジマンW180」を新発売する予定です。
建築物の火災安全は,構造安全とならぶ建築基準法の2本柱の一つです。建物の火災安全を担保するため,建築基準法では,建物の用途や部屋の面積に応じて,耐火性のある間仕切壁(耐火間仕切壁)を設けるように定められています。通常,法が求める耐火間仕切壁の耐火時間は60分です。しかし,駐車場やリネン室など,収納可燃物の多い場合は,数時間にもわたって火災が長く継続する傾向にあり,また,高層ビルでの避難には数時間を要する場合もあるでしょう。このような場合には,火災の継続時間が耐火時間を上回ってしまい,建物内に火災が次々と広がってしまうことが懸念されます。
そればかりか,火災時,加熱された壁に消火の水がかかると,急に冷やされた壁の表面がボロボロになり崩れてしまう恐れもあります。でも,タイカジマンは,熱にも水にも強い壁ですから,特別避難階段や非常用エレベータの乗降ホールなどを火災からしっかり守ることができます。また,金庫室など重要書類などを保管する部屋の壁にも有効です。
それに加えて,タイカジマンに採用されているゾノトライト系けい酸カルシウム板「タイカジマンNTL-K」「タイカジマンTL1」は,軽量で,かつ耐熱性が高いので,以下のような特長があります。
- 1) 壁厚を薄くできます。タイカジマンw180は最小壁厚152.5mmと通常の耐火1時間の間仕切壁に近い厚さです。
- 2) 軽量です。ゾノトライト系けい酸カルシウム耐火被覆板の比重はALCや石こうボードの約半分です。
商品問い合わせ先:営業開発部(東京都中央区新川1-14-5 金盃第3ビル 03-3553-7531)
(お知らせ:2013年10月28日)事務所移転等に伴い,現在の問い合わせ先は下記となります。
営業開発グループ(東京都江東区木場2丁目17番16号 ビサイド木場 03-5875-8531)
以上
(添付資料省略)