日本政策投資銀行様から「DBJ環境格付」で最高ランクを取得

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広報資料 平成26年2月28日
(当社プレスリリース資料より掲載)
日本インシュレーション株式会社(JIC)

日本政策投資銀行様から「DBJ環境格付」で
最高ランクを取得

日本インシュレーション株式会社は,この度,株式会社日本政策投資銀行様から「DBJ環境格付」に基づく融資を受けました。今般の環境格付評価において,日本インシュレーションは「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

  • 「DBJ環境格付」融資は,株式会社日本政策投資銀行(以下,DBJ)様が開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化,優れた企業を選定し,その評価に応じて融資条件を設定するという,「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。
  • 日本インシュレーションは,耐火被覆・保温断熱用途のけい酸カルシウム専門メーカーとして,1966年に世界で初めて開発したゾノトライト製造技術を基盤として,環境に配慮した特性を有する耐火被覆材,保温断熱材,調湿建材,ゼロVOC(注1)の住宅用耐火断熱建材等の製造,販売,施工の事業を行ってまいりました。 一方で,ISO14001環境マネジメントシステムに基づき,製造工程の省エネルギー化,排水合理化,大気汚染防止について具体的な改善目標を設定し継続的な改善活動に取り組むとともに,広域認定制度等によるリサイクルの推進,地域の環境活動への積極参加等,着実に実績を積み重ねてまいりました。 こうした実績が認められ,日本インシュレーションは,平成16年6月にわが国中堅企業として初めてDBJ様から環境格付融資を受け,現在に至っています。
  • 今回の評価では,(1)LCA(注2)評価を用いて高度な環境配慮型製品の開発を推進するとともに,環境貢献量を増大させるために当該製品の販売拡大を営業目標の一つとして位置づけている点,(2)環境影響評価表を用いてライフサイクルを通じた生態系サービスへの依存度を把握した上で,排水及び廃材のリサイクルを高い水準で維持し,効率的な資源循環の促進により,生態系保全ならびに事業リスクの低減を両立している点,等がDBJ様に高く評価されました。
  • その結果,日本インシュレーションは「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

(注1)「VOC」:揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)のことで,シックハウスの規制対象物質。
(注2)「LCA」:ライフサイクルアセスメント。製品の原料調達から製造,流通,使用,廃棄に至るまでの製品のライフサイクルの各段階を通して,環境に対する負荷方法を定量的・客観的に把握する手法。

日本政策投資銀行様ホームページ

以上


会社概要

本社

大阪市中央区

代表者

社長 大橋 健一

創業

大正3年4月8日

設立

昭和24年1月14日

売上高

約90億円 (平成25年3月期)

資本金

744百万円(平成25年4月)

社員数

356人(平成25年4月1日現在)

URL

www.jic-bestork.co.jp

主な事業

けい酸カルシウム系耐火・不燃建材,保温材の製造・販売/耐火被覆工事の設計・施工,工業用プラント保温工事の設計・施工