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広報資料2019年2月1日
(当社プレスリリース資料より掲載)
日本インシュレーション株式会社(JIC)
鉄骨はり貫通部用 薄型熱膨張性耐火被覆材「すりーぶたすけ」
3時間耐火構造認定を取得
~すべての耐火時間で認定をカバー~
日本インシュレーション株式会社ではこの度、鉄骨はり貫通部用の薄型熱膨張性耐火被覆材「すりーぶたすけ」について、3時間耐火の国土交通大臣認定を取得いたしました。
「すりーぶたすけ」は、熱膨張性耐火ゴムシート(加熱によって発泡し断熱)を利用した、鉄骨はり一般部を吹付けロックウールで耐火被覆する際の、貫通孔部専用の薄型耐火被覆材で、2013年に耐火1・2時間認定を取得し本格発売を開始しましたが、この度、耐火3時間認定取得により、すべての耐火時間で耐火構造認定をカバーできることになりました。
■すりーぶたすけの製品概要■
すりーぶたすけは,吹付ロックウールで耐火被覆する鉄骨はりの,スリーブ管等を設置のための貫通孔用の耐火被覆材です。当社の免震装置用耐火被覆製品で実証されている高性能熱膨張性耐火ゴムシートを使用した商品で,密度
0.28g/㎤吹付ロックウールの耐火被覆工法耐火1時間・2時間の鉄骨はり貫通孔部に対し,わずか6mmの被覆厚での耐火を実現しています。
このため,以下のようなメリットが期待できます。
- 被覆厚さが薄いので、鉄骨はり貫通孔を大きく使うことができます。有効径が確保できずに配管が設置できないといったトラブルを低減できます。
- 被覆厚さが薄くできる分、貫通孔径を小さく設計する場合には、貫通孔を設ける際の鉄骨はりの構造強度に対する影響を小さくすることができます。
- 被覆厚さが薄くできる分、はりせいを小さく設計することもできます。それによって、階高を小さくするなどのメリットが期待できます。
- 耐火被覆材の品質管理が容易です
■今般取得した3時間耐火認定の特長■
- 吹付けロックウールでの鉄骨はり(貫通孔あき)3時間耐火構造の場合、貫通孔周囲の被覆厚さは一般部と同様に60㎜以上が必要ですが、「すりーぶたすけ」を使用すれば、耐火被覆厚さは10分の1のわずか6㎜以上となり、スリーブ径を有効に活用できます。
- 認定において、鉄骨はり貫通孔部に溶接固定される補強材(補強プレート、補強リング等)の仕様が明記されていますので、安心してお使いいただけます。
なお、耐火時間に応じて、はりの断面寸法や貫通孔の位置等の認定条件が異なります。詳細は別添のパンフレットをご参照ください。設計、仕様に当たっては、必ず認定書を確認していただく必要があります。
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■商品に関する問い合わせ先
日本インシュレーション株式会社:建築事業部関東支社販売グループ TEL:03-5875-8444 FAX:03-5875-8445
東京都江東区木場2 丁目17 番16 号(ビサイド木場3F)
URL
https://www.jic-bestork.co.jp/
(リリースに関する問い合わせは情報管理部まで)
以上
添付資料省略