ENVIRONMENTAL INITIATIVES環境への取り組み
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健康・安全への取り組み
環境方針Environmental policy
理念
日本インシュレーション株式会社は、地球環境の保全が人類共通の重要課題の一つであることを認識し、又、カーボンニュートラル・ネガティブを強く意識して、企業活動のあらゆる面で環境の保全に配慮する。
方針
- a)環境保全活動を推進するため、環境マネジメントシステムを構築、維持する。
- b)JIC の活動及び製品・サービス並びに工事が環境に及ぼす影響を的確に捉えて、環境目的・目標を定めて、JICで働く全員で環境保全活動に取り組む。
- c)環境関連法律・規則・協定等を遵守し、更に自主基準を制定して、一層の環境保全に取り組む。
- d)企業活動の全ての領域で、省資源・省エネルギー、リサイクル・リユース、廃棄物削減等に取り組む。
- e)環境負荷低減化に寄与する商品開発及び技術開発を行い、社会に貢献する。
- f)環境監査及びレビューを実施し、環境マネジメントシステム及びその結果としての環境パフォーマンスの改善に努める。
- g)環境教育等社内普及のために啓蒙活動を実施し、JICで働く全員の環境方針の理解と、環境に関する意識向上を図る。
- h)PDCA のサイクルを回すことによって、継続的改善を行う。
- i)環境管理の実施状況について、必要に応じて社内外に報告する。
CO2排出量の削減Reducing CO2 emissions
CO2排出量の削減への取り組み状況
- 当社の岐阜工場および北勢工場は、“エネルギーの使用の合理化に関する法律”に基づき、第一種エネルギー管理指定工場に指定されています。
- 岐阜工場では2006年1月に1基、2008年12月に2基目のボイラーを都市ガスに転換、北勢工場では2007年1月に2基をLNGに転換しました。その後も、省エネルギー対策を継続しています。
- 当社では、このように早くから燃料転換に取り組み、CO2排出削減に取り組んでおり、政府が掲げる2030年までに2013年度比でCO2排出量46%削減の目標を当社の目標として活動を行っています。
- 北勢工場の一部遊休地を株式会社シーエナジーに貸与し、同社が大規模太陽光発電システムを建設し、2015年1月から発電を開始しています。
- 岐阜・北勢地区で使用する電力を2022年10月からカーボンフリー電気に切り替えています。
- 2024年度のCO2総排出量は16,998t-CO2となり、2013年度比で27.2%の削減を達成しました。
岐阜工場ボイラー設備
北勢工場ボイラー設備
北勢工場大規模太陽光発電施設全景
工場排水管理Factory wastewater management
工場排水管理の取り組み状況
- 当社の岐阜工場及び北勢工場は、いずれも“水質汚濁防止法”の規制を受けて工場排水を河川に排出していますが、工場排水排出量は規制値内で管理しています。
- 2024年度の工場排水量(最大値)は岐阜工場811m3/日、北勢工場403m3/日であり、排水量規制値以下(岐阜工場1,435m3/日,北勢工場 2,393m3/日)以下となりました。
北勢工場 排水貯水槽
産業廃棄物削減・リサイクルIndustrial waste reduction and recycling
産業廃棄物削減への取り組み状況
- 当社では、1999年度より埋立て用産業廃棄物の排出量削減に取り組んでいます。
- 産業廃棄物の削減は、徹底した分別回収を行い、社外のリサイクル業者に処理委託し、埋立て処分する産業廃棄物の排出量の削減を推進しています。
- 2024年度の産業廃棄物排出量は、全体で70tでした。
けい酸カルシウム廃材のリサイクルの取り組み状況
- 自社で製造したけい酸カルシウム廃材のリサイクルを環境省の「産業廃棄物広域認定制度」(認定番号第53号(2000年5月取得))により推進しています。
- 本制度の運用により、工事現場等で発生するけい酸カルシウム廃材による産業廃棄物の埋め立て処分量削減に貢献しています。
- 工場現場で発生するけい酸カルシウム廃材の量を削減するため、工場でのプレカットを行っています。
- 2024年度にリサイクルしたけい酸カルシウムの廃材重量は、121tでした。
他社製品のリサイクル
- 自社製造以外のけい酸カルシウム廃材のリサイクルについて、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく産業廃棄物処分業(中間処理)の許可(北勢工場:許可番号02421025027(2002年6月取得))を受けていますが、2024年度の処理実績はありませんでした。(岐阜工場は施設更新及び新規施設追加に伴い、新規に許可申請中)。
特集:けい酸カルシウム廃材を牛糞たい肥の副資材に利用
- 2023年末頃に日本環境開発株式会社より、当該廃材を牛糞たい肥の副資材として活用できないかとの問い合わせをいただき、社内で検討を開始いたしました。
- そこで、数件の牧場へサンプルを提供した結果、株式会社モーレツファームより「保温材廃材は吸水性に優れており、たい肥製造に有効である」との高い評価をいただきました。
- 同社では、2024年度においても飼料用トウモロコシ用に本廃材を相当量ご使用いただいており、2025年度も継続し、提供しております。
- けい酸カルシウム廃材入り肥料を施肥した場合、ケイカルが茎や葉の周囲に蓄積されることで、以下のような有用な効果が得られ、飼料用トウモロコシの生育促進に貢献しております。
- (1)水分の蒸発を防ぎ、温暖化に強い作物となる
- (2)茎が補強され、台風などの強風に対して倒れにくくなる
- (3)茎が上にまっすぐ伸びることで日光を効率よく浴び、生育が促進される
- 今後も、廃材の有効活用を積極的に推進し、製品への再利用にとどまらず、様々な分野への展開を模索してまいります。
認定・認証取得情報Accreditation and Certification Information
ISO14001
| 組織名 | 日本インシュレーション 株式会社 生産事業部 |
|---|---|
| 認証機関名 | 一般財団法人 建材試験センター ISO審査本部(JTCCM MS) |
| 認証機関登録番号 | RE0146 |
| 初回登録日 | 2000年9月1日 |
| 有効期限 | 2026年12月31日 |
| 所在地 | 岐阜県瑞穂市野田新田字北沼4064-1 |
| 登録範囲 | けい酸カルシウム製品(耐火被覆材及び保温材等)及びその施工材料の設計及び製造 関連事業所:岐阜工場、北勢工場 |
ISO14001とは環境マネジメントシステムに関する国際規格です
詳細は、下記の一般財団法人日本品質保証機構のHPより
概要 | ISO 14001(環境) | ISO認証 |
日本品質保証機構(JQA)
広域認定制度
| 認定者 | 日本インシュレーション 株式会社 生産事業部 |
|---|---|
| 認定番号 | 第53号 |
| 産業廃棄物の種類 | ゾノトライト系けい酸カルシウム製品が産業廃棄物となったもの |
広域認定制度とは、産業廃棄物や一般廃棄物の安全な処理を行うための制度です。
詳細は、下記の環境省のHPより
広域認定制度関連 |
環境再生・資源循環 | 環境省
STePP(Sustainable Technology Promotion Platform)登録
STePP(Sustainable Technology Promotion Platform)は開発途上国への技術移転を通じて産業発展に貢献することを目的として、日本企業の持つサステナブルな技術を紹介するプラットフォームです。
詳細は、下記の国際連合工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所(UNIDO東京事務所)のHPより
サステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」
| 国際連合工業開発機関(UNIDO)
登録されている製品は米の籾殻から製造する保温材です。
この保温材は、ベトナム工場で米のもみ殻灰をけい石の代替原料とし、製造工程(合成・乾燥)で、もみ殻を燃焼させる際に発生する熱(バイオマス・エネルギー)を利用しています。