金箔貼りの道具
・カシュー(人工のうるし) ・金箔(箔紙つきのもの) ・はさみ ・竹はさみ ・バレン ・水性ニス ・ボール状にした真綿 ・小さいガラス板,またはアルミホイル ・やわらかい筆
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(1)まず,金箔を貼る凸部の表面が平滑になるように,400番以上のサンドペーパーで磨きます。その後,磨いた面に水性ニスを薄くコーティングします。
(2)カシューをガラス板かアルミホイルの上に少し取り出し,指の腹で文字の上にムラなく塗り広げます。(左図参照) この上に適当な大きさに切った金箔を,シワにならないように静かに置き,上から柔らかい紙を敷いてボール状にした真綿かバレンで押さえます。これを繰り返しながら金箔を貼っていきましょう。
ワンポイントアドバイス
・カシューを塗る時は,乾燥を避けるためなるべく風通しのない場所で行いましょう。 ・金箔を貼った後はあまり強くこすらないようにしましょう。
(3)金箔を貼り終えたら,乾燥するまで約4時間以上置きます。乾燥後にやわらかい筆でなでると,接着していない余計な箔がはがれ,美しい金文字が浮かびます。
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