防火区画貫通部延焼防止耐火工法 耐火1時間に対応した「バスダクト新工法」
- 床上面からの片面施工で認定を取得-
1. 改正法に対応した新工法
性能規定化が導入された平成10年建築基準法改正で耐火建築物の各部位の耐火時間が見直され,防火区画貫通部の延焼防止措置工法については民間の性能評価制度の枠組みから国土交通大臣認定にスキームが変更されました。この際,従来の耐火2時間要求が耐火1時間に緩和され,耐火1時間に対応した新工法が開発されるようになりました。
こうした中で,バスダクトが防火区画を貫通する部位の耐火工法は従来工法で対応していましたが,昨今の高層マンションブームでバスダクトに対する需要が増加しており,当社としても耐火1時間仕様での新工法認定を取得することといたしました。
2. 床上面からの簡便な工法で認定を取得
従来工法は,床上面と下面の両方から耐火板を取り付ける工法で,仕様が複雑で施工の手間がかかるという問題がありました。今般開発したバスダクト用の新工法では,床上面からの片面施工で施工の簡素化を図るなど,以下のような特徴があります。
1) 床上面からの簡単施工
2) バスダクトとケーブルを同時施工できる
3) 無機繊維であるロックウールを使わず,健康環境面にも配慮
(添付資料省略)
■新工法のご紹介■

