プレス発表

ダイパライト発売50周年のご案内

拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、当社の主力製品であります超軽量断熱材「ダイパライト」が、この度、発売から50周年を迎えることができましたので、謹んでご報告申し上げます。

当社は1976年8月にゾノトライト結晶を基材とした超軽量断熱材「ダイパライト」を発売して以来、コンビナートプラントや発電設備をはじめとする各種工場の配管、乾燥炉、塔槽類、タンク等の工業用保温材として、また築炉材のバックアップ材や建築用断熱材として、多くのお客様にご採用いただいてまいりました。

ダイパライトは、通商産業省(現 経済産業省)の重要技術開発研究費補助金の交付を受けて開発された製品であり、その優れた断熱性能と省エネルギー効果が高く評価され、1979年には省エネルギー優秀製品賞(財団法人省エネルギーセンター)を受賞しております。当社は発売以来50年にわたり、産業界の省エネルギー化と生産設備の高効率化に寄与してまいりました。

ダイパライトは、最高使用温度1000℃という高い耐熱性に加え、優れた断熱性や耐久性等を兼ね備えた製品として、保温対象の形状に応じてパイプカバー、ボード、アーチカバーなど多様な製品形状を取り揃え、お客様のさまざまなニーズにお応えしてまいりました。
なかでも、発電設備をはじめとして、石油・化学プラント、製鉄所等の数百℃の高温になる厳しい使用環境において高い評価をいただいております。また、優れた断熱性能によるエネルギーロスの低減や設備の効率的な運用への貢献を通じて、産業分野における省エネルギーに長年にわたって寄与してまいりました。

近年では、環境負荷低減への取り組みの一環として、2018年より完全子会社であるジェイ アイ シーベトナム有限会社において環境配慮型断熱材「DAIPALITE-E」の製造を開始いたしました。DAIPALITE-Eは、もみ殻を燃料として活用し、その燃焼熱を製品製造工程に利用するとともに、燃焼後に発生するもみ殻灰を原料として再利用することにより、再生可能資源の有効活用と資源循環の推進を実現した製品です。このような取り組みは、お客様の環境負荷低減や省エネルギー化への取り組みにも貢献するものと考えております。

また、工場で品質管理された成形品であることから、安定した性能を発揮するとともに、施工性にも優れ、長年にわたりさまざまな産業設備において信頼を積み重ねてまいりました。近年は、脱炭素社会の実現や省エネルギー推進への関心が高まるなか、高性能断熱材としての価値が改めて注目されております。

当社といたしましては、気候変動対策やエネルギー効率向上などへの社会的要請が高まるなか、これまで培ってきた技術と経験を活かし、より高性能で環境に配慮した製品開発に取り組んでまいる所存でございます。今後とも「ダイパライト」ならびに「DAIPALITE-E」を通じて、お客様の省エネルギー化と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。