岐阜・北勢地区の事業場にCO2フリー電気を導入
日本インシュレーション株式会社は、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、この度、岐阜・北勢地区の事業場において使用しているすべての電気に対し、中部電力ミライズ株式会社が提供する「Greenでんき(※1)」を導入することといたしました。
今回導入するCO2フリー電気は、再生可能エネルギー電源に由来する非化石証書の使用により環境価値を付加することで、実質的に再生可能エネルギー100%かつCO2ゼロエミッションを実現いたします。2022年11月15日現在、RE100(※2)に対応したCO2フリー電気を導入することによって、当社の岐阜・北勢地区の事業場から排出されるCO2を年間で約4800t-CO2削減できる見込みです。
なお、2022年10月1日から岐阜工場(岐阜県瑞穂市)及び北勢工場(三重県いなべ市)にCO2フリー電気を導入しておりますが、岐阜R&Dセンター(岐阜県瑞穂市)につきましても、来る2022年11月17日から、利用しているすべての電気に対し、CO2フリー電気を導入いたします。
(※1)再生可能エネルギー電源に由来する非化石証書の使用により環境価値を付加することで、実質的に再生可能エネルギー100%かつCO2ゼロエミッションになる電気メニュー。
(※2)企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的な取り組み。



(参考)日本インシュレーションにおけるCO2排出削減・削減貢献への主な取り組み
- ベトナム工場では、1000℃の耐熱性を有する「けい酸カルシウム保温材 ダイパライト-E」の製造で、反応と乾燥に使用する燃料として籾殻を使用し、さらに焼却後の残渣をケイ酸質原料として活用しており、CO2排出量が国内品に比して半減できること、加えて籾殻利用によってCO2削減効果が得られています。これらのことが評価され、2022年1月に開催された第18回LCA日本フォーラム表彰式において、当社は、LCA日本フォーラム会長 稲葉敦氏から奨励賞を授与されました。
- 岐阜工場ボイラーを2006年1月に1基,2008年12月に2基目の燃料を都市ガスに転換しました。また,北勢工場では2007年1月にボイラー2基の燃料をLNGに転換しました。これによって、CO2排出量の大幅な削減に貢献しました。
- 岐阜工場、ベトナム工場で製造する、けい酸カルシウム保温材は、お客様の事業場で使用される熱の放散を低減する製品で、お客様のScope1(熱利用によるGHGの直接排出)の削減に貢献しています。特に高温でのふく射伝熱を抑制するために赤外線遮蔽材を添加した「U-ブリッド」は従来品(JIS A 9510 1号-15)比で約25%断熱厚さを低減できる省エネ効果に優れた製品で、1990年に省エネバンガードで資源エネルギー長官賞を受賞しています。
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