薄型耐火被覆材「ニュータイカライト」角形鋼管柱3時間耐火認定取得
日本インシュレーション株式会社では、この度薄型耐火被覆材「ニュータイカライト」で角形鋼管柱3時間耐火認定を取得いたしました。同製品はこれまで1時間及び2時間耐火の認定を取得していましたが、これにより、3時間耐火での利用が可能となりました。当社の3時間耐火従来品「タイカライト」と比べ、価格は最大約30%ダウン、厚みは最大45%低減しました。なお、認定が適用できる鋼材はFAランクのものです。
日本インシュレーション株式会社では、平成14年に超薄型耐火被覆材「ニュータイカライト」の販売・施工を開始しました。従来製品「タイカライト」よりコストと厚みを抑えた製品で、当社の主力製品の1つです。ニュータイカライトはこれまで1時間、2時間耐火認定を取得してきましたが、3時間耐火認定につきましては従来製品タイカライトで販売・施工を行ってまいりました。
この度当社では、新たにニュータイカライトで角形鋼管柱3時間認定を取得いたしました。価格は従来製品より最大約30%抑え9000円/㎡、厚みは従来製品より最大45%抑え27㎜となっております。
ニュータイカライト柱3時間耐火認定の主な使用条件は以下の通りですが、設計に当たっては必ず認定書を参照していただく必要があります。

- 被覆対象柱は角形鋼管柱
- 柱単独耐火構造
- 荷重支持部材は寸法・鋼材種類等の規定あり。断面形状は次の通り。 □-400×400×25 ㎜ ~ □-1500×1500×100 ㎜(ただし、昭和55年建設省告示第1792号第3 二イに示す幅厚比※種別がFAランクのものに限る)
- 被覆材はニュータイカライト1 号(見掛け密度は0.35g/cm3以上)
- 最大クリアランス100 ㎜、その他被覆材の取付、スペーサー、補強材、留付材、接着剤、目地処理等については規定あり。
※幅厚比
部材断面を構成する平板要素の板幅と板厚の比。幅厚比が小さくなると、降伏荷重を超えても局部座屈が生じにくくなる。小さい方から大きい方に並べて、FA、FB、FC、FDとなり、小さいほど塑性変形能力が大きく、急激に耐力を失いにくい。
商品問い合わせ先
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【お知らせ:2024年8月26日】
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