プレス発表

日本政策投資銀行様より3度目のDBJ環境格付融資

日本インシュレーション株式会社では平成23年1月31日付で日本政策投資銀行様よりDBJ環境格付融資を受けました。2004年,2008年に続く3度目のDBJ環境格付融資になりました。

日本インシュレーション株式会社は,平成23年1月31日付で日本政策投資銀行様(以下:DBJ)より環境格付融資を受けました。DBJ環境格付融資とはDBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化,優れた企業を選定し,得点に応じて3段階の適用金利を設定するという,「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

今回の評価で当社は,(1)年度毎に設定されるLCA評価※に依拠した環境配慮型製品の開発目標に基づき,製品の環境性能を絶えず改善している点,(2)製造工程及び製品使用後で発生するけい酸カルシウム廃材を広域認定制度により推進した上で,ゼロエミッションを達成している点,等が高く評価されました。
これまでにも当社は,製品のリサイクル推進や,近年では,環境省が主催する自主参加型国内排出取引制度に参加し,岐阜工場のボイラー燃料を重油から都市ガスへ切り替えるなど環境に配慮した取組みを行ってまいりました。
当社は今後ともより一層環境問題に取組み,環境に優しい企業づくりを目指していきます。

※LCA(Life Cycle Assessment)評価
商品の環境に与える影響を資源の採取,原材料への加工,商品の生産,運搬,販売,消費,資源化,廃棄までの各過程ごとに評価し,より環境負荷の小さい生産方法や,代替原料,代替製品を選択していこうという考え方。1997年6月にISO14040で原則および枠組みが発行された。