プレス発表

無機粉体事業本格化・トバモライトパウダーを開発、新発売

日本インシュレーション株式会社では、2009年9月に無機粉体「トバモライトパウダー」を開発しました。従来品の無機粉体「ゾノトライトパウダー」と併せて10月より本格発売を行っていきます。

この度、日本インシュレーション株式会社(JIC)はトバモライト系けい酸カルシウムによる無機粉体「トバモライトパウダー」を開発し、新発売いたしました。当社ではこれまでゾノトライト系けい酸カルシウム素材で軽くて強い成形板の耐火・断熱建材に加え、同素材による粉体を製造・販売してまいりました。
ゾノトライト系けい酸カルシウムは繊維状の結晶であり、樹脂素材への配合剤として相性が良い傾向がありました。この度新発売したトバモライト系けい酸カルシウムによる当社の粉体は短冊状の結晶であり、従来品のゾノトライト系粉体より吸油量が高い事が最大の特徴です。より高い吸水・吸油力をもつ粉体ニーズに適した商品となっております。
従来のゾノトライト系粉体製品、新発売のトバモライト系粉体製品共に、写真のようにそれぞれの結晶が絡み合って形成する球状の二次粒子による商品「ゾノトライトパウダーXK」「トバモライトパウダーTK」と、この球状二次粒子をそれぞれ粉砕して微粉化した商品「ゾノトライトパウダーXJ」「トバモライトパウダーTJ」の計4種をラインナップしております。提供価格は1kg当たり1,000円以下を予定しており、2010年より年間100ton以上の出荷を目標としております。

トバモライト二次粒子
ゾノトライト二次粒子