自主参加型国内排出取引制度に参加
地球温暖化防止に貢献自主参加型国内排出取引制度に参加
日本インシュレーション株式会社は、平成21年4月より、環境省が行う自主参加型国内排出取引制度に参加することを決定いたしました。それに伴い、岐阜工場ボイラーの燃料転換工事を年内に実施し、平成21年度において2250tのCO2削減を目指していきます。
当社は環境省が主催する自主参加型国内排出量取引制度に参加し、岐阜工場(岐阜県瑞穂市)にあるボイラー設備の燃料転換工事を通じて、CO2排出量削減に取り組むことになりました。この制度には、CO2排出抑制設備であるボイラー設備の燃料転換工事に対し、CO2排出枠交付を条件に補助金交付を受ける目標保有参加者タイプAとして参加します。排出枠に過不足が生じた場合は、排出量取引により排出枠を充当し、環境省へ償却できるようにします。
同工場では主力製品として、けい酸カルシウム耐火被覆材・保温材を製造していますが、この製造に使用するボイラー燃料を重油から都市ガスへ転換することとしました。工事は平成20年12月18日から10日間の予定で行い、平成21年1月から運転を開始する予定です。
CO2排出量削減目標を、平成21年4月から平成22年3月までの1年間で2250t-CO2とします。その効果は同期間のCO2排出量実績をもって検証し、平成22年8月末の排出枠償却に向けて参加期間中に排出量取引を行います。
また、当社はこれまでにもCO2排出量削減対策として、平成17年度に岐阜工場ボイラー設備の燃料の一部を今回と同様に重油から都市ガスへ、平成18年度に北勢工場(三重県いなべ市)のボイラー設備の燃料を重油からLNGへ転換しており、平成20年度9月末までに両工場で累計14,000t-CO2を削減した実績を有しています。さらに、燃料転換のみならず製品リサイクル推進、環境ISOの導入、日本政策投資銀行による環境格付融資など積極的に環境配慮型経営に取り組んでいるところです。
当社は今後とも環境にやさしい製品作りを目指していきます。
燃料転換を行う岐阜工場ボイラ 平成18年度に燃料転換を行った北勢工場LNG貯蔵設備


燃料転換を行う岐阜工場ボイラ 平成18年度に燃料転換を行った北勢工場LNG貯蔵設備
プレスリリースの添付資料はスペースの都合上省略いたします。