日本インシュレーション株式会社は、三重県にある北勢工場で生産している不燃内装意匠材 「タイカライトウッド」の生産設備を増設し、調整等を経てこの度2022年2月に増産体制が整いました。増設後の生産能力は増設前の約25％増となります。

増設の背景

タイカライトウッドは1989年に販売を開始しましたが、近年は商業施設、宿泊施設等で内装装飾材としてニーズが高まっており、2018年度下期には納期が6ヶ月程度先となる等新規案件に応えることが難しくなり、2019年度より設備増設計画を進めておりました。
設備の導入、調整等を経てこの度2022年2月に増産体制が整いましたが、コロナ禍において建築関連事業の先行きが依然不透明な状況が続いております。このような状況下ではございますが、徐々に出荷も回復しつつあり、今後も皆様のご期待に沿うべく拡販に努めてまいります。

不燃内装意匠材 「タイカライトウッド」とは

タイカライトウッドはきめ細やかな質感と高い加工性を有する白色素材です。リブ・波形・モール・幾何学模様・デザインレリーフなど幅広いデザイン加工が可能で、思いのままの空間演出を実現します。さらに照明演出と組み合わせる事で、深い陰影や淡いグラデーションの陰影を作り出し、見る方向や外光の変化で雰囲気が変わると言った意匠演出効果をもたらします。照明演出だけでなく、塗装を行うこともでき、カラー塗装をすることで思い思いの演出をすることも可能となります。
不燃材料ですので内装制限が求められる部位にも安心して使用でき、公共性の高い建物の火災安全にも貢献します。また無機材料であり反りや歪みなどの寸法変化も起こりにくく、熱源でもある各種照明周りでの使用にも最適です。