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軽鉄下地新工法で、柱・はりの1時間耐火認定を取得
軽鉄下地にけい酸カルシウム板を留め付ける新工法で、柱・はりの1時間耐火認定を取得
-けい酸カルシウム板による耐火被覆で、工期短縮、コンパクトな仕上がりを実現-
日本インシュレーション株式会社は、2023年2月28日にけい酸カルシウム耐火被覆材『ニュータイカライトR』を使用した柱・梁の軽鉄下地工法(※以下本工法)1時間耐火認定を新たに取得し、2023年4月より取り扱いを開始いたします。
特徴
工期短縮を実現
これまでの鉄骨造の耐火建築物においては、①吹付ロックウール工事、②軽鉄下地工事、 ③仕上げボード工事の3工程が一般的な工法でしたが、けい酸カルシウム耐火被覆材『ニュータイカライトR』を使用した本工法は①吹付ロックウール工事を省略でき、現場施工となる耐火被覆工事の工程を短縮することが可能となります。
コンパクトな仕上がりを実現
吹付ロックウール工事を省略することで工程を短縮できるだけでなく、柱梁の仕上がりサイズを小さくでき、軽鉄下地の取付方法によっては更にコンパクトに納めることができます。
施工しやすい工法
本工法では、水平目地部の金物下地材を使用しなくとも耐火認定を取得しているため、強化石膏ボードの耐火被覆認定工法と比較して、軽鉄下地工事の制限が少なく施工しやすい工法となっています。また、けい酸カルシウム板の製品比重は強化石膏ボードの約1/3と軽く、加工性が高いので施工時の取り回しが容易です。
通常の内装ボード工事と同じような施工手順で耐火被覆の施工ができあがります。
様々な鋼材に適用可能
本工法では、適用範囲の評価で適用可能な仕上げバリエーションを最大限広げた認定内容になっています。JIS規格鋼材に加え、大臣認定鋼材など多くの材種の鋼材に適用可能です。
認定内容
仕様 | 認定番号(柱) | 認定番号(梁) |
---|---|---|
けい酸カルシウム板単体仕様 | FP060CN-0977(1) | FP060BM-0703(1) |
表面せっこうボード上張り仕様 | FP060CN-0977(2) | FP060BM-0703(2) |
吸音、断熱材の内部充填仕様 | FP060CN-0977(3) | FP060BM-0703(3) |
表面せっこうボード上張り仕様+吸音、断熱材の内部充填仕様 | FP060CN-0977(4) | FP060BM-0703(4) |
主な仕様
形状・寸法
柱 角形鋼管:□-300×300×9mm以上 丸形鋼管:φ-382×9mm以上
梁 鉄骨梁:H-400×200×8×13mm以上
被覆材
ニュータイカライトR 梁:15mm以上 柱:20mm以上
取付例
ニュータイカライトRとは
2018年以降に各種の耐火認定構造を取得した最新の耐火被覆材です。素材そのものが明るく・美しいけい酸カルシウム耐火被覆板です。 意匠性の高い形状加工もでき,耐火品質は目視にて容易に確認できます。
工場でのオーダーサイズプレカットが可能ですので,現場での加工・廃材を極少化でき,大規模な粉じん飛散防止養生の必要もなく,施工者にもやさしい商品です。
リリースに関する問い合わせ先
担当:管理本部経営企画部 jic-ir@jic-bestork.co.jp
金子、池田 TEL:06-6210-1250 〒542-0081 大阪市中央区南船場1-18-17
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