けい酸カルシウム保温材「ダイパライト-E」JIS A9510認証取得の件

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広報資料2022年11月29日
(当社プレスリリース資料より掲載)

日本インシュレーション株式会社(JIC)

けい酸カルシウム保温材「ダイパライト-E」JIS A9510認証取得の件

2022年11月28日付で、日本インシュレーション株式会社の完全子会社ジェイ アイ シー ベトナム有限会社(英語社名:JIC VIETNAM ONE MEMBER COMPANY LIMITED.)にて製造している「ダイパライト-E」※が、バイオマスから製造したけい酸カルシウム保温材として初めてJIS A9510(無機多孔質保温材)認証を取得いたしました。既にJIS規格同等品として販売しておりましたが、JIS認証品が必要なお客様のニーズにお応えしました。

※今回認証取得したのは通常品「ダイパライト-E」のみ、はっ水品「ダイパライト-Ei」はJIS規格同等品となります。

■JIS認証の内容■
事業所名称 : JIC VIETNAM ONE MEMBER COMPANY LIMITED.
名称及び認証番号 : JIS A9510 無機多孔質保温材 TCVN22005
登録認証機関 : 一般財団法人 建材試験センター(JTCCM)

■ダイパライト-Eとは■
「ダイパライト-E」は、マレーシアとの研究協力ODAの成果を活用して開発したけい酸カルシウム保温材です。もみ殻灰を、けい石の代替原料として利用する保温材です。
しかも、製造工程(合成・乾燥)で、もみ殻を燃焼させる際に発生する熱(バイオマス・エネルギー)を利用するため、炭酸ガス排出量を大幅に削減することができます。
今回のJIS認証品とは別に、より強度の高いASTM規格の「ダイパライト-EA」もベトナム工場で引き続き製造しております。

■商品ラインアップ■

規格タイプ 通常品(はっ水性無し) はっ水品(CUI対策タイプ)
ASTM C 533 typeⅠ
主な特徴:JISタイプよりも強度が高い
ダイパライト-EA ダイパライト-EiA
JIS A9510 1-15
主な特徴:ASTMタイプよりも軽量で保温性が高い
ダイパライト-E
(認証取得)
ダイパライト-Ei

■環境技術として公的機関から評価■
「ダイパライト-E」は、ベトナム工場で製造しています。炭酸ガス排出抑制効果が地球環境保全に貢献するものと評価され、ベトナム社会主義共和国アンザン省政府によって環境配慮型事業として認定を受けています。
この技術は、国際連合工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転促進事務所(東京事務所)の環境技術データベースに登録されており、また2021年度第18回LCA日本フォーラムにて奨励賞を受賞いたしました。



(リリースに関する問い合わせ先)

担当:管理本部経営企画部 jic-ir@jic-bestork.co.jp
金子、池田 TEL:06-6210-1250 〒542-0081 大阪市中央区南船場1-18-17

以上


会社概要

本社

大阪市中央区

代表者

社長 吉井 智彦

創業

1914年4月8日

設立

1949年1月14日

売上高

約141億円 (2022年3月期)

資本金

1,200百万円(2022年3月)

社員数

357人(2022年3月31日現在)

URL  www.jic-bestork.co.jp
主な事業

けい酸カルシウム系耐火・不燃建材,保温材の製造・販売/耐火被覆工事の設計・施工,工業用プラント保温工事の設計・施工