石綿健康障害に関する当社の状況について |
HOME > トピック一覧 > 平成20年(2008年) 平成29年10月24日 各位 日本インシュレーション株式会社 石綿健康障害に関する当社の状況について 上記の件について,石綿(アスベスト)による健康障害が社会問題化している現下の状況に鑑み,当社における石綿の使用状況及び従業員等の健康障害とそれへの対応状況について,以下のとおりお知らせ申し上げます。 記 1. 石綿製品の製造状況について 当社における石綿製品の製造状況におきましては,昭和41年の攪拌法によるゾノトライト製造技術の発明(注)を足がかりに製品の無石綿化に取り組み,一部の製品(煙突用断熱材,無機接着剤につきましては平成2年まで)を除いて,すべての製品について昭和61年までに無石綿製品に移行いたしました。 (注)本発明は石綿を使用しないけい酸カルシウム成形板・カバーの生産技術として,国内数社及び欧州のエタニット社(昭和50年),米国のパブコ社(昭和56年)に技術供与を行い,また昭和60年にはODAとしてマレーシアへの技術指導をするなど,現在も世界におけるけい酸カルシウム製造技術の中核を担っております。 2. 石綿による健康被害の状況について 当社における従業員の石綿に起因する労災認定等の状況です。(平成26年度以前)
※上表は厚生労働省発表の石綿ばく露作業による労災認定等事業場一覧表(平成26年度以前認定分)を元に作成した。 3. 岐阜工場周辺に居住されておられる方々への対応について 当社岐阜工場周辺に居住されておられる方のうち,平成2年(1990年)以前からお住まいの方を対象に,かつご本人の職業履歴にアスベスト関係の職業に従事していないことが証明された方を対象に,ご本人のご希望があれば原則として当社指定の病院で健康診断を受けていただくことができます。 4. 旧(株)大阪パッキング製造所大阪工場(西成区)周辺に居住しておられた方々への対応について 旧(株)大阪パッキング製造所大阪工場(西成区)周辺に昭和39年(1964年)以前に居住され,かつご本人の職業履歴にアスベスト関係の職業に従事していないことが証明された方を対象に,ご本人のご希望があれば原則として当社指定の病院で健康診断を受けていただくことができます。
以上 |