ニュータイカライト・リニューアル工法

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-耐火被覆板ニュータイカライトRで吹付けロックウールをリニューアルする-


吹付けロックウール耐火被覆は,種々の要因によって脱落する恐れがあり,放置すれば火災時に建物躯体への重大な影響を及ぼす結果となりかねません。
けい酸カルシウム耐火被覆板「ニュータイカライトR」によるリニューアル工法なら,吹付けロックウールをほとんど除去せずに,美しくリニューアルできます。

ニュータイカライトRは成形板ですから,外観がすっきり美しく仕上がります。

ニュータイカライトRは,耐火性能上の重要な品質管理項目である厚さ,比重,配合比を工場で徹底管理していますので,現場では取付状況を確認するだけです。

吹付け耐火被覆材はほとんどそのままで,ニュータイカライトRを上から取り付けるだけの簡便な施工です。

吹付け工法と異なり,現場養生の必要がなく,建物稼動下での改修が可能です。また,粉塵飛散も少なく,周辺地域への環境負荷を低減できます。

既設の吹付け耐火被覆材を少量かき取るだけでニュータイカライトRを施工でき,ニュータイカライトRは工場でプレカットして出荷しますので現場廃材は少量です。

駐車場など屋外に通じる部分に吹付けロックウールを使用している場合,鳩やカラスなどがはりの下フランジ部にとまり,ロックウールをついばんで剥がし落したり,フンを落したりするなどして周辺環境を汚染するケースが多くあります。
ニュータイカライトRによる改修施工では,はりを箱囲み施工して鳥のとまる場所をなくすため,これらの鳥害を防止する効果があります。



壁材との取合部分でクラックにより脱落


経年での振動や衝撃などにより脱落


柱・はりに吹付けられた材料が脱落しないのは,総持ちの形で付着し,セメントによって固化しているからです。