当社のけい酸カルシウム製品は,主にJIS(日本工業規格)の製品として製造しています。 当社製品が則するJIS規格は以下の2種類です。
- JIS A 9510 無機多孔質保温材
- JIS A 5430 繊維強化セメント板
この2つに属するけい酸カルシウム製品について,その分類概要を表2に示します。
表2 JIS A 9510,JIS A 5430におけるけい酸カルシウム製品の分類
則するJIS規格 |
種類 |
特徴 |
主な けい酸カルシウムの種類 |
JIS A 9510 無機多孔質保温材 |
けい酸カルシウム (保温板・保温筒) 1号 |
使用温度が1000℃以下 |
ゾノトライト |
けい酸カルシウム (保温板・保温筒) 2号 |
使用温度が650℃以下 |
トバモライト |
JIS A 5430 繊維強化セメント板 |
けい酸カルシウム板 タイプ1 ※ |
高比重・高強度で 石綿繊維を使用 |
トバモライト |
けい酸カルシウム板 タイプ2 |
高比重・高強度で 石綿以外の繊維を使用 |
トバモライト |
けい酸カルシウム板 タイプ3 |
低比重で 石綿以外の繊維を使用 |
ゾノトライト |
※ JIS A 5430:2001において存在した種類ですが,JIS A 5430:2004以降においてこの種類はありません。 参考として掲載しています。
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